空と陸
毎日みんなに囲まれて学校が楽しいなって思い始めたある日。
「高橋さぁ、最近調子ノってね??」
「だよねー。空組に入るなんてさぁ、どういう手つかったんだろね。」
…空組??ってなんだ??
ガタ…
いけない;;私はウッカリ物音をたててしまった。
「高橋さん;;もしかして今の聞いた??」
「…うん。」
「立ち聞きなんてたち悪いよねー。」
「ちょっと空達に気に入られてるからって調子のんなよバーガ!!」
「闇ッコは隅で闇ってろ(笑)」
アハハハ…
せっかく楽しくなってきてたのに、一気につきおとされた気分になった。
そうだ…。
なんで私なんかと仲良くしてくれるんだろう。
面白がってたり…いや、そんな人達じゃないし。
でもなんだかひとりの時間が長かっただけに一気に不安が押し寄せてきた。
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