空と陸


─お風呂からあがると…


着信ありの文字が。

電話でたかった…
私のバカ(泣)


ブー!!!

ビクッと;;;


雅樹だ。


「はい!!!」


『早ッ(笑)』


ワンコールで取った私に雅樹は大爆笑している。


『実況中継…したかったけど重々しい空気に耐えらんなくて出てきたυ』


なんで??

『陸が帰ってからみんなのテンションがた落ち。

一人をのぞいてね。』


嘘…

『…今から出られる??外。』


「…うん。」


私は少しだけって思って部屋着のまま家を出た。


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