あずきもなか





「ぶははっ!!
てかお前、
いつの間にオレのこと
‘梓’って呼んでるよな??」

……しまった。
いつもの癖で会話にまで…

「とにかくっ!!
梓“くん”の家
入るのなんて嫌だからっ!!
あたし帰る!!」

「今更、くん付けしても無駄。
あと、今更帰るのも無駄。
時計、見てみ??」

辺りをよく見てみると
真っ暗。

急いで時計で確認すると、
時刻はPM7:30。


< 58 / 74 >

この作品をシェア

pagetop