慢性疲労症候群患者へ
⇒プロローグ
「恐い」
たったそれだけの思いが僕を押しつぶす。
「恐い」
その感情で体が固まり動かなくなる。
震えがとまらない中、暗闇で
僕は1人、たえるんだ。
急に自分が誰かわからなくなる。
急に回りの人みんな恐くなる。
味わったことのない孤独感に襲われる。
それでも僕は待ち続ける。
光さす、明るい朝が来ることを。
朝起きたら僕が強くなっている事を願って…