君に触れたい

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…気がつくと、全員席についていて朝のホームルームが始まっていた



「はぁ…」

私はもう一度大きな溜め息をついて前を見る




「え~、今日の1日の予定は…」


教卓の前に立って、事務連絡を淡々と進めてる

…そう、この人

“松崎圭”

私の溜め息の原因の主


先生は、二年生から私達のクラス担任


私の視線の先には、いつの日からか、先生が映るようになった


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