僕らは今を生きている…


やっぱり自分で解決しなくちゃって思った。



名波を巻き込むわけにはいかない…






『名波……私は大丈夫だから……』


「かばわなくていいなんて言わないでよ?」



『え?』




そんな事を言われると頼りたくなってしまう。




でも名波に迷惑はかけられない…



「柚美みたいな純粋な子は友達をかぼおうとするんだよね…私ってそんなに頼りなさそうに見えるかな?」



『…いや』




「私はなにをされても平気だから!だから一人で悩まないで?」



『…ありがとう』




「あっ!!ウチもう行かなきゃ!ごめんね…じゃあね柚美!また学校で会おうね!」



『うん!…また学校でね』




そして私達は別れた…






名波がああいってくれたおかげで……死ぬこと考え直そうって思えたよ…




やっぱり正面から向き合わなきゃね…






ほんとありがとう…名波 。





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