Milky Milk ~間違いないのは1つ~
「あ…ありがとうございます」
「落ち葉掃きかい?まだまだ雑用ばかりなんだねえ」
「でもっ、飾りとかはやらせてもらってるんで!」
海の周りだけ、炎のオーラが燃え上がる。かなり愛羅に対抗心があるみたいだ。
中年の男性客は笑った。
「そういえば…、いつも寝て店番してた彼がバイトをしてたねえ」
びっくりしたよ、つられて、海も微笑む。
「確かに…まさかあそこまでとは思いませんでした」
喫茶店の中からは「やりたくなーい」(by鈴乱)、「ひどいよ、アイラあああっ。俺そんなのできないいい」(byオーナー)という叫び声が聞こえてくる。