Milky Milk ~間違いないのは1つ~


「あ…ありがとうございます」

「落ち葉掃きかい?まだまだ雑用ばかりなんだねえ」


「でもっ、飾りとかはやらせてもらってるんで!」

海の周りだけ、炎のオーラが燃え上がる。かなり愛羅に対抗心があるみたいだ。

中年の男性客は笑った。

「そういえば…、いつも寝て店番してた彼がバイトをしてたねえ」


びっくりしたよ、つられて、海も微笑む。


「確かに…まさかあそこまでとは思いませんでした」

喫茶店の中からは「やりたくなーい」(by鈴乱)、「ひどいよ、アイラあああっ。俺そんなのできないいい」(byオーナー)という叫び声が聞こえてくる。
< 47 / 68 >

この作品をシェア

pagetop