青柳高校生徒会補助役員!!〜中〜
第四節(橘SIDE)
【桜庭家】
自分でも分からない………
なーんでオレは、桜庭を背負ったままインターフォンを鳴らしたのか………
何も考えていない行動ではある………
まぁ、そんなことはどーでもいいとして………
それに気付いた途端、オレは最悪、嫌に親バカの雷親父が現れ、「うちの娘に何をしている!!!???」と、一発ぶん殴られる覚悟ぐらいはしていたのだが…………
そんなオレのマイナス思考とは裏腹に、全くの真逆の待遇を受けたもんだ………