青柳高校生徒会補助役員!!〜中〜


樫家:
「この俺がワザワザ生徒会室から出向いて、体育館管理しに来てるワケねぇーだろぁ……??」


うん………

微妙に会話がかみ合っていない…………


橘:
「はぁ〜……じゃあ、何の用ですか……??」

樫家:
「ハッ………」



樫家さんは床に転がっていたバスケットボールを拾い上げ、オレを見下すような視線を浴びせた。



樫家:
「テメェーよぉー……中学ん時、バスケで全国いったんだろぁ……??」


口悪ぃーな……

コイツ………


橘:
「あー……まぁー……」

樫家:
「俺はよぉー……中学ん時、趣味でバスケやってただけで、実績もクソもねぇー初心者なんだが………」



………………………………………………………………………………



樫家:
「去年の体育祭ではぁ………誰も俺を止められねぇーで、退屈過ぎてゴミみてぇーなクソ行事になっちまったんだわ………」



それで優勝ですかい……??



橘:
「はぁー…………それで………??」

樫家:
「橘ぁ………テメェーは俺の退屈を解消してくれんのかぁ………??」

橘:
「……………????」
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