夢の住人
夢の住人 五
「エエ!!マジかよ!?」
(゜-゜)(。_。)
「う、うん」
(´Д`)
すぐに友達に報告した。今までの事を喋りまくった。 嬉しさを誰かと共有したかった。
その後、彼女には
『千曲のねーちゃん』と言うあだ名がつき、幸せの朝は日曜日と祝日以外続いた。
ただ彼女と『おはようございます』と挨拶する為だけに、早起きに専念し、ボクはあの道の角に隠れながら、スタンバイし続けた。
心地良かった・・
すれ違いに挨拶をする、それだけなのに。
今、想えば、純粋な
白いキャンパスとは、よくいったものだ。まさに、それだった。
何色をも描かれていない真っ白なキャンパス。
今の私にとっては、
【無知】ほど希望に満ち溢れた言葉は、もしかしたら、無いのかもしれない。
その後、彼女との幸せな朝は、約1ヶ月ぐらい続いていたのだが、ボクにとっては、トドメを刺すような出来事が起きた。
再び彼女がアルバイト先に来たのである。
その日も6番レジ
今度はボクより先に
彼女がボクに気がついた。
少しニヤけながら、買い物カゴを持って立っている彼女。
「いらっしゃ・・アッ、ここんにちは・・」
「こんにちは」
お互いに軽く挨拶だけし、彼女は他のお客様と同じように、レジ袋に商品を入れて、こちらを振り向くこともなくその場を去った。
今考えれば、彼女の最寄りのスーパーだった、それだけの事をボクは、また、運命だと、勝手に感じていた。
(゜-゜)(。_。)
「う、うん」
(´Д`)
すぐに友達に報告した。今までの事を喋りまくった。 嬉しさを誰かと共有したかった。
その後、彼女には
『千曲のねーちゃん』と言うあだ名がつき、幸せの朝は日曜日と祝日以外続いた。
ただ彼女と『おはようございます』と挨拶する為だけに、早起きに専念し、ボクはあの道の角に隠れながら、スタンバイし続けた。
心地良かった・・
すれ違いに挨拶をする、それだけなのに。
今、想えば、純粋な
白いキャンパスとは、よくいったものだ。まさに、それだった。
何色をも描かれていない真っ白なキャンパス。
今の私にとっては、
【無知】ほど希望に満ち溢れた言葉は、もしかしたら、無いのかもしれない。
その後、彼女との幸せな朝は、約1ヶ月ぐらい続いていたのだが、ボクにとっては、トドメを刺すような出来事が起きた。
再び彼女がアルバイト先に来たのである。
その日も6番レジ
今度はボクより先に
彼女がボクに気がついた。
少しニヤけながら、買い物カゴを持って立っている彼女。
「いらっしゃ・・アッ、ここんにちは・・」
「こんにちは」
お互いに軽く挨拶だけし、彼女は他のお客様と同じように、レジ袋に商品を入れて、こちらを振り向くこともなくその場を去った。
今考えれば、彼女の最寄りのスーパーだった、それだけの事をボクは、また、運命だと、勝手に感じていた。