shine-光り輝くあなたへ-
ONE
one
「明菜ー!遅刻するわよ!」
毎日のように母が1階から叫ぶ。
「うーん…」
「もう少し早く起きなさいよ」
私がリビングに行くと母は言った。
―…数分後
「行って来まーす」
私はいつも通り、真っ直ぐ駅まで歩く。
「真奈美ー!」
私は毎朝親友の真奈美と学校へ通っている。
あ、申し遅れました。
私、南城学園1年の松本明菜。
至って普通の女子高生。
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