手紙

弟にまでや気持ち焼いて、
照れた先輩が可愛く思えてつい笑った

「なに笑ってんだよ!」


先輩とこのままずっと一緒にいれたら…

でもそんな願いも、すぐ壊れてしまう儚いものだと思ってもみなかった

なんであたしは先輩の住所のことを言わなかったのだろう
ただそんな大切なことじゃないと思ってたから…


後からどんなに後悔しても遅いのに
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