手紙

先輩の部屋に合うように選んだ写真立てを持って先輩に笑いかけた

「いっしょ写真とりましょう!」

いきなりのあたしの行動に笑う先輩

先輩の家にはひとり暮らしだからなのか
写真が少ないような気がしてすぐ決まったプレゼント

「撮るよ~」

写真に入るように
お互いの頬をぎりぎりまで近づいた

カシャッ

シャッターを切る音が鳴って
なんだかこんなことしてるのが面白く思えて、お互いの顔見て笑った

「あした印刷いこっか」

先輩の言葉に大きくうなずくあたし

まだ枚数は残ってるけど
早く形としてみたくてしょうがないんだ
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