手紙

感動して涙目になりながら言った

「それ、絶対悠里に似合うだろうなって思ったんだ」

あたしの手を軽く握って
あたしの目をまっすぐ見て先輩が言う

「…これからも一緒に笑ってような」

とっても嬉しくて
けどなんだか切なくて
胸が音を立てた

「…はい」

自然と口からこぼれた言葉

ずっと願ってて、大丈夫なのかなって不安になってたことが先輩の口から聞けるなんて思ってなかった

あたしだって同じ気持ちに決まってる

先輩とこのままずっと一緒に笑っていたい
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