手紙

「きゃっ」

うずめた瞬間体がきつく抱きしめられた
上をあげるとさっきまで寝てたはずの先輩と目が合った

「おはよ」

「い、いつからおきてたんですか!?」

きっと、あたし先輩の寝顔みてニヤついちゃってた!

「ん~ずっとだよ?」

ずっと…って

「悠里の前からおきてたよ?」

「………っ」

恥ずかしくなって布団にもぐっても
すぐに先輩に布団をはがされてしまう

耳まで真っ赤なあたしを笑う先輩

笑うなんてひどいよ~!
< 152 / 160 >

この作品をシェア

pagetop