手紙
「ここだよ」

あれから数十分歩いて
ついたのは先輩の家

「…ぁ」

「どうした?」

あたしはすっかり忘れてたんだ

今日は楽しいデートなんかじゃなくて
テスト勉強を先輩に教えてもらう日だったって事を(涙)


でも先輩の部屋に入って、
沈んだテンションは一気に戻った

「これが先輩の部屋?」

「そ。汚くてごめんな」

予想してたよりは綺麗だけど
やっぱり男の子の部屋って感じ
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