手紙

「ゆ…り、…ぅり!

おい、ゆうり?」

「え!?」

顔を上げると新井田くんと先輩が心配そうにあたしを見ていた

「どーした?急に黙って」

ぼーとしちゃってたんだ!

「えっと…3人で帰らないかなって!
新井田くんから先輩のこと
いろいろ教えてもらいたいし!」

「お、いーじゃん!」

と意気投合するあたしたちをよそに
1人あたふたしてる新井田くん

「そんな、2人の邪魔するきないって!」
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