Gone~世界一幸せな物語~
「さぁ~きちゃん
はやくはやく」
「あぁ~はいはい。えーとここからか…
マサトはサラを庇い
怪我をしてしまいました。
サラは自分を責め続けました。
マサトの腕は動かなくなってしまい
遠くに行かないと治せません。
その話を聞いたサラは朝も昼も夜も
ずっと涙が止まらずにいました………」
「えぇ~~~…さきちゃん…
これかなしい……
おはなしなのぉ??」
「あははは~~……。
このお話はね………
………………………
日本一……ううん…
世界一幸せな物語なのよ」
「ほんと……?しあわせ??」
「うん!ホント!
すっごくすっごく
世界一幸せなの」