恋スルGIRL
なんだそれ!誰情報じゃ!聞いたことないし!

「そうなの?初めて知った!」

「でしょ?本に載ってた!だから教えて!!」

そう言われてもなぁ……。
「誰にも言わない?」

「うん絶対に!」

「絶対?」

「絶対!」

「まじめに絶対?」

「絶対!」

あたし達は変な言い争いをしていた。

「わかった!じゃあ教えるね、黒田だよ!」

「…………そうなの!やっぱ!手伝ってあげるね!」
そう夏希は言ってくれた。
「秘密だよ!」

「わかってるって!」

夏希はあたしの好きな人を聞いたあとどっかに行ってしまった。

「大丈夫かなぁ??」
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