恋スルGIRL
がんみしていたけど目が合った位で話してはくれなかった。

「あぁ、目が合った位だったかぁ…」

「まぁ今度からは来てくれるんだしいいんじゃない?」

まぁ来てるみたいだし!話せるかも!

「うん!休み時間ここに居るね!」

「了解!話しなね!」

窓側の席なので授業中ずっと外を見ていた。

「姫菜…授業聞いてた?」
「うん、聞いてたよ!」

曖昧にしか覚えてないけど…。

「絶対聞いてなかったでしょ?外ばっか見てたし!」
「違うよ!環境問題を考えてたの!」

嘘だけど。

「お前が考えてる訳無いだろ?」

黒田だ!!
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