恋スルGIRL
「ごめん、あたしも言い過ぎた」

歩美に当たっちゃうなんてあたし最低だ。

「ううん、大丈夫!」

あたしは授業中ずっと黒田の方を見ないように外を見ていた。

「あぁ…学校早く終わらないかなぁ」

あたしは外を見て独り言を吐いていた。

《安藤!外ばっかり見てないで黒板を見ろ》

先生に怒られてしまった。
「すいません。」

謝っておきながらも外を見続けた。

「姫菜、先生に怒られちゃったね」

「ねっ!だって授業つまらなかったんだもん」

歩美はきっとわかっていたと思う。

「わかる!あたしまつまらないもん」

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