恋スルGIRL
あたしは急いで先生から鍵をもらって資料室に行った。

「黒田と一緒なんて耐えられないし」

あたしは資料を探した。

「無いじゃん」

あたしはなかなか資料が見つけられなかった。

「まだ見つからないのかよ」

えっ....

ドアの方を見ると黒田が居た。

「うん、何で来たの?」

「何か先生に言われたから」

あたし言われたの知ってて聞いていた。

「大丈夫だよ、あたしがやるから!夏希の所行ってあげな」

これ以上居たら諦められなくなるから。

「けど、見つからないんだろ?」

あたしは黒田の優しい所が好きだった。

でも優しいって逆に辛いね。

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