恋スルGIRL
「お前達、バドなのに大変だな!」

黒田だ…。

「そうなんだよ…」

あたしがしゃべれないから歩美がしゃべってくれた。
「あっ!あたし体操服取りに行ってくるね!」

そう言って逃げるように体操服を取りに行った。

戻って来るともう黒田は居なかった。

「ごめん歩美…ダメだった」

「大丈夫!すぐ行っちゃったから!」

気にしないで!と歩美が言った。

「何か変に意識しちゃって…」

「しょうがない!まぁ翔君が居るからもしかしたらまた来るかもね?」

「だよね…そしたら逃げるよ!」

当分休み時間は違う所に居よ…。
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