恋スルGIRL
「全然仲良くないよ!」
あたしは否定した。

「そうだよ!俺が安藤とお似合いなんて…こいつの方が太ってるし!」

「ちょっと!太ってるとか関係ないでしょ?あたしそこ気にしてるんだから…」
「まぁまぁこれくらいにして姫菜!早く見せて?」
と、あたしに歩美が言った。

「あ!ごめん!いいよ!」と言ってあたしは歩美にプリントを渡した。

「ありがと!」
そう言うと歩美が写し始めた。

「あっ!ヤベ!俺も宿題やらなきゃ!」
そう黒田もやり始めた。

「じゃああたしは何してようかなぁ?」
と言いながらあたしは何する事もなくただ、歩美の邪魔をしていた。

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