恋スルGIRL
「棒読みじゃないよ!れっきとしたありがとうだよ?」
とあたしが言った。

「いや、あれを棒読みじゃ無いって言ったら嘘になるぞ!」

「棒読みだったかも?」
ちょっととぼけてみた。

「だろ?あっ!やべ早くやろうぜ?」
と黒田が自習をやり始めた。

「じゃああたしもやろかなぁ?」
そう言ってあたしも自習をやった。

「う〜〜ん…意味が分からない。もう辞めた!!」
とあたしは課題を投げ出した。

「おい!ちゃんとやれよ!教えてやるから」
と黒田があたしに言った。
「ほ《黒田くぅん!ここ教えて!》

えぇぇ!!!あっあたしは?

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