恋スルGIRL
つまらない授業が終わって昼休みになった。

「やっと授業が終わったよ歩美ぃー」
あたしは言った。

「そうだね!てか姫菜全然聞いてなかったんじゃない?」
と歩美に言われた。

「そんな事ないよ!結構聞いてたんだから!」

「そうかなぁ?あっ!校庭見て!黒田がサッカーやってるよ!」
と歩美が言ったのであたしは外を見た。

「本当だ!やばいサッカーしてる姿もかっこいいじゃん!身長がでかい人は違うね!」
あたしが言った。

「わたしどこがいいんだか未だにわかんないよ…」
と歩美がつぶやいた。

「どこがって…全体的に?かなぁ?」

「何か無いの?もっと性格とかさ?」
< 65 / 209 >

この作品をシェア

pagetop