恋スルGIRL
「わたしは今の姫菜の気持ちわからないけど…裏切られるのは辛いって事ぐらいわかるよ…」
歩美があたしに言った。

けど…歩美には悪いけど、歩美には親の事しか話してない…

「ありがと!だからアニメを好きなくらい黒田が好きって事だよ!」
あたしは言った。

「そう言われてみればだね?そんなに姫菜が黒田の事好きだったとはなぁ!」
と歩美が言った。

「そんなんじゃないの!ただ言っただけだもん!」

「本当かなぁ?あっ!そろそろ休み時間終わりじゃない?」
歩美があたしに言った。

「本当だぁ!もっと話したかった!」
とあたしは言った。

「また話せるじゃん!じゃあ席戻るね!がんば!」
歩美がニコッと笑って自分の席に戻って行った。
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