恋スルGIRL

わたしの好きな人は彼女が居る。

それを知った時無理だと思った。

わたしは姫菜みたくあまり積極的じゃない。

姫菜には色々言ってるけど…。

恋にすごく臆病なんだと思う。

朝、その人に会うのが怖くて時間を少し遅めにして家から出たりしてる。

きっとその人はわたしの事なんて知らないと思う。

なんでその人を好きになったかと言うと…

中学校の入学式に行った時あたしはクラスをどこだか分からなくなってしまった。

友達が通ればいいのにこんな時だけ通らなくて…

どうしようと迷ってた。

その時、後ろから肩を叩かれて。

他の先輩達はあたしを見て見ぬ振りをするのにその人だけは話しかけてくれた。