恋スルGIRL
「やった!じゃあ何でも相談してね!無理に言わなくてもいいから!言える時に!」
とあたしは言った。

「ありがとう!姫菜も言うんだよ?」
歩美が言った。

そんな事を話しているうちに、部活が終わってしまった。

「じゃあ明日ね!ばいばい!」
そう言ってあたし達は別れた。

ああ家に帰りたくないなぁ…

どうせつまんないし…

家着いちゃったし…

「ただいまーー」

《お帰りなさい》
それを言ったのはおばあちゃんだけだった…。

すると…

「姫菜、お姉ちゃんテスト勉強してるんだから静かにしてよね?」
と急にお母さんが言った。
「わかった。退いてくれない?」
そう言ってあたしは自分の部屋に行こうと歩いた。
< 91 / 209 >

この作品をシェア

pagetop