太陽の下で
「あー…」
窮地に追い込まれた俺は
視線を泳がしながら必死に言い訳を考える。
すると波琉は
はぁ、とため息をついた。
「まぁいいや。
そんなに話したくないならいいよ。」
やれやれ、と諦めたように首を振る波琉に
安堵のため息をついた。
「そのかわり!」
「え?」
諦めたと思った矢先にまた睨まれ、
思わず首をすくめた。
「ちゃんとまとまったら話してね、話。」
にっこりと笑う波琉に
敵わないな、と思い
わかったよ。と苦笑をしながら言った。