男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】




『明治維新ンンンンンン!!!』



ユウさま、ご愛用の四字熟Tシャツ!!




「しかも、”時期総長”!!

時期早々じゃなくて、時期総長!!」


『ちょっ、綾のために買ってあげようよ!!』


「ばっか、アイツは現総長だぞ?!」


『私たちからのメッセージ!!


”いつまでも・・・次の総長でいてくださいね☆"』


「今のアイツを認めてあげよう?!次の、なんて言わないで、今のアイツを見てあげよう?!」


「二人とも騒ぐのはいいけど、時期の時が違うよ」


『「ほんとだ!!」』










「あ、ユウ見て~」




千歳が持ってきたのは、



"ゴリ夢中"





「ゴリ!!ゴリってどうよ!!」


「ゴリラがなんかに夢中になってるぅぅぅ!!」


『うまいっ!!五里霧中をうまくもじってるね!!』


「買って買って~」


『千歳、ほしいのか?!』


「うん、ユウにプレゼントしちゃう~」


『結局私が買って着るんじゃん!!



ってか、ゴリラのいらないっ!!』




時期総長Tシャツは、綾にプレゼントしました。



眉間にしわ寄せて、すんげぇ鋭い目つきで、



「いらん」



って、Tシャツごと手を払われました。








・・・チッ ノリの悪ぃやつだぜ。




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