男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】
綾は手に持っていたケータイを私に見せてきた。
「兄貴からメール」
『えぇっ、なんで皇のメアドをお前が知ってんの??!』
「ちげぇ、そっちの兄貴じゃねぇ。俺の兄貴」
『あぁ、なるほど~
って、そっちのほうがもっと変!!
なんでお前の兄ちゃんが私宛にメールだすわけ?!?』
ケータイを受け取ってメールを開く。
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FROM:クソ兄貴
SUB:お友達さんへ
綾に手ぇだしたら、コロスよ?
いやマジで、コロスから。
っていうか、そばにいる時点でコロスでしょ。
あぁぁぁ、やっぱり納得いかない、タイマンで語ろう。
明日は残念ながら仕事が入ってる。
(なにせ忙しいからね、僕は)
だから明後日、T地区の時計台前集合。
遅れたらコロス。
っていうか、コロス。
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何このメールぅぅぅぅ!!!
片仮名で強調してきてるぅぅぅぅっ!!