男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】
『どんだけ殺意にあふれたメール?!
っていうか、コロスって言いすぎでしょ!!
ほんの3分ほどの間で、そんなに恨まれるようなことしちゃったっけ私??!』
「気にするな、よくあることだ」
『嘘だ、こんなメール初めて!!ちょっと初体験だよこれ!!』
「よかったな。」
『他人事??!お前ってば、ほんと厄介事ばっかり持ち込んでくるな!!』
「あ、4日後に黒豹潰しに行くから」
『今?!今言うのかそれを!!
ちょっと待ってメモしなきゃ分からない!!』
「脳みそに書き込んどけ。つるつるだから、皺増えて一石二鳥」
『ゴメン、言ってること全っ然わかんない』
もぉおぉっ!!
今の10分で予定がいっぱい詰まってきたぁぁっ!!
やりたいこと一杯あったのに!!
「あれだな。溜め込むのはよくないぞ」
『どの口がそんな事言ってんだ、ごらっ!!
ほとんどお前のせいじゃないか、こんのハゲ!!』