Don't leave
どんな会話をしたのか、正直あまり覚えてない…

ただ、

最初こそ酷く緊張したものの、

時間が経つ内にかなり打ち解けてきて、


私はいつものマシンガントークをしていた。



甘いものが好きな私。


「好きなだけ注文すればいいですよ。」


ファミレスでメニューを広げて唸る私に、にっこり微笑むレフィさん。



「さ、遠慮なく。」



うーん。

きっと1つじゃ足りない。でも、でも、初対面でいきなりケーキを2つも頼む女ってどうよ?




…まあいっか。


「じゃあ、これと…これ。」



考えてみればファミレスのケーキなんてサイズはまるでお子様サイズ。

私のような大食らいは2つくらいで丁度良い。


私がよく食べるって事はもう話してあるし、

…いいか、食いしん坊女のレッテル貼られても。



< 12 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop