Don't leave
「レフィ」と「絵馬」のメールのやり取りはそれから毎日…

1日1通から3、4通。


お互い忙しい中、少しずつ少しずつ…



挨拶や何気ない話題だけど、



それは間違いなく私の癒やしになるやり取りだった。


元気をもらってる。



私の日常が、



暗い闇の中にいる日常が、

少しだけ変わった。



レフィさんは私の日常の中に、

少しの彩りを添えてくれる…




涙が出そうなくらい、嬉しかった。







ある日のメール。


二人で会って話したら楽しいでしょうね、とレフィさん。



うん。

きっと凄く楽しいと思う。


私達、きっと良い友達になれる!


緊張と嬉しさと不安が入り混じってこんなにドキドキした事は久しく無い。


はじめてのメールから、

1ヶ月半くらい経ってから、私達は会う約束をした。






ーー約束の日。


お盆を過ぎた、まだまだとても暑い日。



一応、服装の特徴は教えたし…
待ち合わせ場所も時間も間違えてはない。


私は目が悪いから、レフィさんが私を見付けて声をかけてくる予定になっている。



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