彼氏は芸能人!?
唇を離すと輝が、
私を強く抱きしめた。

「来週のイブ。
一緒に過ごしたい。」

「いいの?撮影は?」

「順調だから。
イブとクリスマスは、
俺の家で過ごす事。」

「分かった。」

輝はドアに近寄って、
姉に入るように、
催促してくれた。

「すみません。
いきなりお願いをして。」

「いいえ。
琴のお姉さんなら大丈夫。
それより何か?」

「来栖さんは?」

姉の言葉に、
私と輝は見つめ合った。

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