彼氏は芸能人!?
「じゃあ。」

俺は一人車を走らせ、
ある場所に向かった。

「何もない・・」

着いた場所は更地に
なった空き地。

昔ここにある建物が
あった場所。

「私達3人が出会った、
場所なんだよね。
辛く寂しい居場所だった。

なのに、
今はそれすら懐かしい。
音さん。
貴方を愛してしまった。」

私は涙を押える事が
出来ずにその場に崩れて、
泣きじゃくった。

あの頃の様に・・・。

・来栖サイド終わり・

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