彼氏は芸能人!?
「どうぞ・・。」

お茶を出されたけど、
何も話さない2人。

「あの空き地に
何が様でもあったのですか?」

「いいえ。」

「昔火事になってから、
ずっと空き地になって、
いるんですよ。」

そうなのか。
誰も買い手がつかない。
当たり前だろう。

あんな出来事があったから。

「来栖さん。」

「何ですか?」

「私は決めました。
貴方がどんな人でも、
私は貴方が好きです。
たとえゲイでも。
私はずっと待っています。」

「音さん・・・。」

私は家を後にして、
自分の家に戻った。
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