彼氏は芸能人!?
「ただいま。」

家に帰っても誰も、
返事はない。

たまに思う。
誰かに自分の事を
助けて欲しいと・・・。

さっき音さんに告白されたが、
震えなかったことに、
驚きを隠せない。

どんな女でも、
俺の容姿で声を掛けてきて、
体を迫られた事も、
何度もあった。

その度に、
震えが襲っていた。
あの出来事が思い出され。

「音さん。
貴方に全てを話したら、
私はどれだけ楽になるだろう?」

私は帰り音さんから、
渡されてケーキとプレゼントを
開けてみた。

「ショートケーキ。」

子供の頃からずっと、
憧れていたケーキで、
思い出が蘇る。
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