彼氏は芸能人!?
落ち込んでいる俺を、
来栖さんは優しく
声を掛けてきた。

「何を気にしている?
好きなら一気に行きなさい。
あんたが一番の良い所。」

来栖さんの言葉で、
俺は何だか眠りから覚めた
気がした。

自分の力でここまで、
やってきたんだから、
もしバレても、
俺が彼女を守ればいいんだ。

俺は芸能人で俳優だけど、
人間だから恋もする。

「来栖さん!!俺・・」

「言わなくっても分かる。
何があっても私が守るから。

けどね。
過去を言わないとね。
向き合う事がいずれは、
出てくると思うわよ。」

「分かっています。」

俺は頷いた。
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