彼氏は芸能人!?
部屋で真弓といる。

「ねえ?輝とした?」

「何を?」

「琴って鈍感?
あれですよ。」

真弓がニコニコと、
聞いてきたので、
私はようやく理解した。

「まだだよ。」

「そっか・・・。」

真弓がため息とついた。
あまり弱音を吐かない
真弓に私は不思議に感じた。

「何があったの?」

「琴。
あの3人に共通の過去が、
あった気がするんだ。」

「真弓も思った?」

「琴も?」

私は頷くと、
真弓はホッとした顔を
覗かせた。
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