恋するティーチャー☆


「喋ってないで宿題しなきゃだめでしょ!!」


「おっ!上野先生登場~」


「もっ~~
からかわないでよっ!」

傍にあったクッションを持ち振り上げた瞬間・・・


ズルッ・・・・え?!

膝で自分のスカートを押さえつけてしまい

見事にバランスを崩し、勢いよく倒れていった。

「っ!きゃぁ」


「―おっと!」


ゆっくり目を開けるとココアを片手で持ち

もう片手で私の体をラクラクと抱える蓮がいた・・・


「あっぶね―・・」

そう呟き小さくため息をつくと、

ゆっくりと視線を私に向けた。



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