美人カフェ“BLUE BIRD”
「私・・・私、自分の勝手な思いだってわかってました・・・。」

「な、何がですか?」

「倉田先輩が・・・優しいのは私だけじゃないなんてこと、私にはふさわしくないってこと、わかってたのにぃ・・・。」


うわぁあああぁああん!


深夜に泣き叫ぶ理由は、多分。


「もしかして、その、『倉田先輩』に?」

「失恋、したんですぅ。美砂先輩と結婚、する、って。」


ひっく・・・ひっく・・・ヒック


泣きじゃくるミナさんは、そのまま2時間くらい、泣き続けました。
< 158 / 261 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop