美人カフェ“BLUE BIRD”
失恋カプチーノ
ぐっちゃぐちゃに泣いた私は、鼻水垂らして目を腫れさせて、そうとうみっともなかったと思う。
でも、黙ってコタローさんは、よしよしってしてくれた。
先輩も、きっとこういう風に、歴史を積み重ねたんだね。
だから私も、いつか。
「ありがとうございます、コタローさん。」
いつか誰かと、たくさんの歴史を積み重ねてゆきたいと。
「もう大丈夫です。ちゃんと失恋、しました。」
そのためにも、綺麗になりたいと思ったから。
「帰りましょう、『BLUE BIRD』へ。」
そんな言葉が、すんなりと口から出たんだ。
でも、黙ってコタローさんは、よしよしってしてくれた。
先輩も、きっとこういう風に、歴史を積み重ねたんだね。
だから私も、いつか。
「ありがとうございます、コタローさん。」
いつか誰かと、たくさんの歴史を積み重ねてゆきたいと。
「もう大丈夫です。ちゃんと失恋、しました。」
そのためにも、綺麗になりたいと思ったから。
「帰りましょう、『BLUE BIRD』へ。」
そんな言葉が、すんなりと口から出たんだ。