美人カフェ“BLUE BIRD”
…今。

フェラーリ乗ってます。


しかもパジャマ姿のまま。顔すら洗ってないのに。

「すみません。いくらなんでも失礼かとは思ったのですが。」

運転手は、カフェ『BLUE BIRD』の店主、ヒトミさん。


「寝ぼけた頭のうちに叩き込んでおかなきゃ。」

助手席は、見かけは天使性格は悪魔の三男、セイさん。


Zzz…


私の隣で爆睡しているのは、次男の冬眠クマのようによく寝る、コタローさん。手には何故か私の通勤用バッグを持っている。

「すみません。昨日から、色々驚かせてしまいまして。」

ヒトミ店長さんが、まず謝罪してくれた。
< 64 / 261 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop