美人カフェ“BLUE BIRD”
「ちょっとセイ、通りがかりの人ですよ。」
「通りがかりだろうが何だろうが、こういう奴には言ってやるのが世のため人のためコイツのため。俺がここにいる時に会ったのも何かの縁でしょ?」
「だからって!」
「だいたいこういう奴に限って、いつか白馬に乗った王子様が、な~んて夢見てやがんだよ。その前にちょっとは自分磨けっつ~の!」
勢いよく言うと、『セイ』と呼ばれた悪魔天使は細い煙草をふかす。
「…もう時間的に大丈夫。あんま食ってないから人とぶつかったくらいで脳震盪起こすんだよ。」
「…す、すみません…」
やっと謝れた、と思ったら。
「謝ってその場をやり過ごすなんて大間違いだ!」
…怒られて。
「とりあえず下でなんか食ってけよ。兄さんのオムライス、超絶美味いから。」
「は、はいっ!」
いつの間にか。
カフェ・BLUE BIRD の店内へ、招き入れられていた。
「通りがかりだろうが何だろうが、こういう奴には言ってやるのが世のため人のためコイツのため。俺がここにいる時に会ったのも何かの縁でしょ?」
「だからって!」
「だいたいこういう奴に限って、いつか白馬に乗った王子様が、な~んて夢見てやがんだよ。その前にちょっとは自分磨けっつ~の!」
勢いよく言うと、『セイ』と呼ばれた悪魔天使は細い煙草をふかす。
「…もう時間的に大丈夫。あんま食ってないから人とぶつかったくらいで脳震盪起こすんだよ。」
「…す、すみません…」
やっと謝れた、と思ったら。
「謝ってその場をやり過ごすなんて大間違いだ!」
…怒られて。
「とりあえず下でなんか食ってけよ。兄さんのオムライス、超絶美味いから。」
「は、はいっ!」
いつの間にか。
カフェ・BLUE BIRD の店内へ、招き入れられていた。