空がほしい
しばらくして、誰かが体育館に入ってきた。
真一だ。


真一は静かに座り、バスケ部の練習を見ていた。

楓は健二と綾に「あいつどっかで見た事ない?」と聞いてみた。


綾は「私も気になってた。」


健二はしばらく悩み、「うぅーん。・・・ぁああ!」どうやらわかったようだ。


「誰っ?誰っ?」楓と綾は興味津々で聞いた。


「あれだよ。西岡中のやつ!」
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