+destiny+


『じゃあ、また』


「またな」


あたしは彼に手を振ると歩きだした。


後ろを振り返ると彼がマンションに入って行くのが見えた。


『また…逢えるかな』


あたしはそう呟くとまた前を向き、歩きだした。



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