+destiny+


そして次の日。


あたしは病院を出てママと家に帰った。


『ただいまー』


あたしは家に入ると自分の部屋へ向かい、ベッドに倒れ込んだ。


するとあたしの近くにあった携帯が鳴った。


あたしはベッドから起き上がり、携帯を開いた。

『もしもし…』

「樹梨?良かったぁ…」


彩があたしの声を聞いた瞬間、泣き出した。



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