君が恋しくて…
付き合うって言っても
あたし達はまだ小学1年生。
キスとそういう事は
まだ考えてない年頃。



だからするとしても男の子達の
悪ふざけでスカートめくりなど。



だから付き合ってるとは
言えないと思う。
でもあたしは楽しかった。



翔はものすごく優しくて
やんちゃで大好きだった。



だから勉強中でもさりげなく
あたしの所にきてくれた。



翔はいつも「好き」って
言ってくれてた。
だからあたしも「あたしも」
って言って二人で笑ってた。



でもあたしの自分勝手な
考えで別れてしまった。



理由は、他に好きな人が
出来たから。
その後の日からは
新しい好きな人に
アタックを始めた。



相手の名前は
熊谷将人[クマタニマサト]



あたしはまず将人に
話かけてみた。



「ねぇ将人くん。
 あたしの名前分かる?」


「美幸ちゃんだよね!」



将人はあたしの名前を
知っててくれた。



「そうだよ!将人くん、
 好きな女の子いる?」


「いるよ!」


(グサッ。誰だろう?
 もしかしてあたしとか?)


将人はそのあとこう言った。



「僕、美幸ちゃんが好きなんだ 。」
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